昨夜、ポッキーとあさりくんが寄り添って寝てました。ポッキーはいつもひじきと一緒なので、珍しいツーショットです。
それから、今日ポッキーに予防注射を受けさせに行ってきました。体重を計ったところ800gに育ってました。子猫の成長の早さには驚くばかりです。
で、その動物病院での出来事ですが……
今日の病院はだいぶ混んでいて、待合室はいっぱいでした。
私がポッキーが入ったケージを持って受付の前で待っていると、まだ手乗りサイズの子猫を持った女性が、二人の男性とともに病院に入ってきて、「先ほど電話した者ですが」と言って、子猫を獣医さんに手渡しました。
子猫は背中を丸くして、ぐったりしたような感じでした。血を流しているようにも見えました。
女性はレストランの料理人のような服を着ていました。いっしょにいた男性の一人はジブリ美術館の制服を着ていました。(動物病院はジブリ美術館のすぐ近くにあるのです。)
女性は、「カラスにやられたようで血を吐いているみたいです」と容態を説明し、獣医さんは、「それではすぐ酸素室に入れて処置します」と言って子猫を受け取りました。
ジブリの制服の男性一人が病院に残って、あとの二人は帰っていきましたが、帰り際に女性が「私この病院に来たのこれで三度目なんですよ」と言っていました。
そのあとすぐポッキーの番になり、さっさと注射を打ってもらい、支払いを済ませて帰ってきたので、あの子猫がその後どうなったのかはわかりません。
でも、猫たちが街中で生きていくのはとてもたいへんなことなんだなぁ、と改めて実感しました。
あの子猫が元気になってくれるといいのですが……。
そして、ああいう不幸がまた起きないといいのですが……。
現実の厳しさを目の当たりに突きつけられた思いがしました。